サンケン電気

当ページのリンクには広告が含まれています。
【サンケン電気の強みと特徴】株価絶好調のパワー半導体メーカーを徹底解説

「サンケン電気への就職・転職を考えているけど、実際どうなの?」

「そもそも何を作っている会社?」

「サンケン電気の強み・弱みは?」

「具体的な働き方や年収、残業時間、将来性が知りたい…!」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。はくです。

2019年に大学院を卒業し、現在は半導体製造装置メーカーで機械設計エンジニアとして働いています。

本記事では、半導体業界の優良企業紹介として「サンケン電気の特徴」を解説します。

この記事を読むとわかること

  • サンケン電気の企業情報
  • サンケン電気の働き方
  • サンケン電気の強み・弱み
目次

サンケン電気の基本情報

はじめに、サンケン電気の基本情報は以下のとおり。

売上高1,757億円
営業利益137億円
営業利益率7.8%
海外売上比率73%
研究開発費203億円
設備投資費161億円
平均年収668万円
従業員数(単独)841人
連結従業員数8,101人
平均年齢44.3歳
勤続年数20.0年
残業時間11.5時間
本社埼玉
勤務地埼玉など
初任給(学部卒/修士卒/博士卒)23.8万円/26.3万円
採用人数20名程度

サンケン電気の特徴

サンケン電気の特徴

つづいて、サンケン電気は具体的に何の会社かを説明します。

サンケン電気は、パワー半導体の設計・開発・製造を行う半導体メーカーです。

パワー半導体は、電力の制御や変換に特化した半導体のこと。

メモリやロジック半導体と違い、日本企業が強い分野でもあります。

サンケン電気の主な製品は、自動車・白物家電・産業機器・民生機器向けのパワー半導体です。

具体的には、モータドライバ、IC、トランジスタ、ダイオード、スイッチング電源などを開発しています。

とくに、自動車向けは売上高の5割を占める主力事業です。

近年需要が拡大しているハイブリッド車や電気自動車、自動運転技術に欠かせない製品を提供しています。

サンケン電気の強み

サンケン電気の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思うサンケン電気の強みを解説します。

サンケン電気の強み

  • 将来性が高い
  • 研究開発に強い

将来性が高い

サンケン電気が得意とするパワー半導体は、今後ますます需要が拡大する分野です。

電力制御や変換に特化したパワー半導体は、通常よりも大電流・高電圧を扱えるのが特徴。

電力損失が少ないため、搭載された機器の省エネを実現できるのがメリットです。

自動車や家電、産業機器などで幅広く使われています。

パワー半導体の市場規模は、2022年に2兆3386億円でしたが、2030年には5兆3587億円、2035年には13兆4300億円に拡大すると言われています。

したがって、パワー半導体の設計・開発を行うサンケン電気の将来性も高く、実際、直近の株価は上昇を傾向です。

研究開発に強い

サンケン電気の売上高に占める研究開発費の割合は11.6%と非常に高いです。

この数値はソニーの7.4%やパナソニック5.7%を抑えて、電気機器メーカーでトップ。

サンケン電気が研究開発に力を入れていることがわかります。

独立系のパワー半導体メーカーとして、自由に開発ができるのがサンケン電気の強みです。

サンケン電気が向いているのはこんな人

サンケン電気に向いている人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、サンケン電気で働くのが向いているのは以下の人です。

  • 将来性のある企業で働きたい人
  • ワークライフバランスを重視する人
  • 仕事と子育てを両立したい人
  • 首都圏で働きたい人
  • グローバルに働きたい人

働き方

サンケン電気では、コロナ禍になる前の2018年から、働き方改革としてテレワークフレックスタイム制が導入されています。

とくにフレックスは、形だけの制度ではなく実際に利用されているので、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働けるのが魅力。

子育てをする場合でも、仕事と両立して働くことができます。

ワークライフバランス

サンケン電気は、半導体業界の中でもワークライフバランスを重視する会社です。

年間休日は130日で、残業は月平均11.5時間、さらに有給休暇は初年度から20日間付与されます。

休みが取りやすく、仕事とプライベートを両方重視したい方におすすめの職場です。

勤務地

サンケン電気の本社は、埼玉県新座市にあります。

最寄り駅の志木駅までは、池袋駅から約18分なので、都心からのアクセスも抜群の好立地。

首都圏で働きたい方におすすめの職場です。

グローバル

サンケン電気は海外売上比率73%とグローバルに事業を展開しています。

職種を問わず海外勤務のチャンスがあり、中国・韓国・アメリカ・ヨーロッパなどに出張や駐在のチャンスがあります。

サンケン電気の企業研究まとめ

サンケン電気の企業研究まとめ

記事の内容をまとめます。

  • サンケン電気は、パワー半導体の設計・開発・製造を行うメーカー
  • 自動車・白物家電・産業機器・民生機器向けのパワー半導体を開発
  • 自動車向けは売上高の5割を占める主力製品
  • 研究開発に強く、将来性が高い
  • 平均年収668万円・残業11.5時間
  • 勤務地は埼玉県新座市
  • 残業が少なくワークライフバランスが充実した会社

以上です。

サンケン電気への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください!

【サンケン電気の強みと特徴】株価絶好調のパワー半導体メーカーを徹底解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

半導体製造装置メーカーで機械設計をしてます。

●年齢:30歳・社会人6年目
●目標:半導体業界の魅力を伝えること

「半導体業界のリアルな働き方」をテーマに、本業で学んだ内容を発信しています。
ツイッター・インスタグラムも毎日投稿しているので、ぜひフォローお願いします。

目次