TOWA

TOWAの基本情報

はじめに、TOWAの基本情報は以下のとおり。

売上高	507億円
営業利益	117億円
営業利益率	22.7%
海外売上比率	88.0%
研究開発費	6億円
設備投資費	48億円
平均年収	650万円
従業員数（単独）	655人
平均年齢	39.8歳
勤続年数	12.7年
残業時間	24時間
本社	京都
勤務地	京都、佐賀
初任給（学部卒/修士卒/博士卒）	21.9万円/23.7万円
採用人数	24名

TOWAの特徴

つづいて、TOWAは具体的に何の会社かを説明します。

TOWAは、京都に本社を置く後工程の半導体製造装置メーカーです。

「超精密金型技術」をコアとし、半導体のモールディング装置で世界トップシェアを獲得しています。

ちなみに「モールディング」とは、半導体チップを樹脂で封止（モールド）して、熱や衝撃から保護したり、電気的に絶縁する技術。

この工程で使われるのが、TOWAが開発するモールディング装置です。

また、モールディング後に半導体パッケージを切断するシンギュレーション装置や、モールディングで培った技術を活かした超精密金型・工具の開発も行っています。

半導体分野だけでなく、光学・医療・生化学など幅広い分野の研究開発を行っているのが、TOWAの特徴です。

TOWAの強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思うTOWAの強みを解説します。

TOWAの強み

圧倒的な市場シェア

さきほど説明したように、TOWAはモールディング装置で60%という高いシェアを獲得しています。

この圧倒的な市場シェアを実現するのが、半導体チップを高品質かつ効率的にモールディングする高い技術力。

韓国、台湾、中国など、主にアジアを中心に世界中の半導体メーカーから高い信頼を獲得しています。

海外に強い

TOWAの海外売上比率は、驚異の88%です。

さきほど言ったように韓国・中国・東南アジアに生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。

また、生産拠点以外では、アメリカやヨーロッパに販売・サービス拠点を持つのもTOWAの特徴です。

TOWAが向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、TOWAで働くのが向いているのは以下の人です。

仕事内容

TOWAの本社がある京都は「ものづくりの町」と言われており、製造業の有名企業がたくさんあります。

TOWA自身も「超精密金型技術」を活かした研究開発を積極的に行っているのが特徴。

社員の中には、文系出身で技術職として活躍している人もおり、ものづくりに興味がある方におすすめの職場と言えます。

ワークライフバランス

TOWAの平均年収は650万円、残業時間は平均24h/月です。

1日に換算すると約1hの残業時間なので、仕事とプライベートを両立したい方におすすめ。

育児休暇や時短勤務などの制度も整っているので、子育てしながら働きたい方でも安心です。

勤務地

TOWAの勤務地は、本社・工場のある京都です。

京都勤務者のための独身寮は宇治市にあり、家賃2万円/月で利用できます。

京都は観光地も多く、大阪や兵庫などの都市にもアクセスしやすいので、住むのにちょうど良いですね。

グローバル

TOWAは売上げの80%以上が海外顧客であり、アメリカ、シンガポール、マレーシア、韓国、中国、台湾、フィリピン、オランダに拠点を持っています。

海外駐在のチャンスもあるので、グローバルに働きたい方におすすめです。

TOWAの企業研究まとめ

TOWAの特徴をまとめます。

以上です。

TOWAへの就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！