ローム

ロームの基本情報

はじめに、ロームの基本情報は以下のとおり。

売上高	4,521億円
営業利益	715億円
営業利益率	15.8%
海外売上比率	66.9%
研究開発費	361億円
設備投資費	800億円
平均年収	836万円
従業員数（単独）	3,546人
連結従業員数	23,401人
平均年齢	41.2歳
勤続年数	14.9年
残業時間	25.1時間
本社	京都
勤務地	京都、神奈川、滋賀、福岡、など
初任給（学部卒/修士卒/博士卒）	22.8万円/25万円/26.7万円
採用人数	180名

ロームの特徴

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つづいて、ロームは具体的に何の会社かを説明します。

ロームは、2022年売上高で国内4位の半導体メーカーです。

主な製品は、LSI、パワー半導体、マイコン、トランジスタ、ダイオード、LED、センサ、、、など。

この中で、主力製品の1つが世界シェア約2割を獲得するSiCパワー半導体です。

SiC（シリコンカーバイド）は、Si（シリコン）と比べて、高耐久・大電流を流せる・電力損失が少ない・スイッチングが速いなどのメリットがあるため、次世代パワー半導体として注目の材料。

SiCパワー半導体の用途はさまざまで、電気自動車や発電設備、電車、産業機器などに使われて、機器のパワーアップや効率化・小型化に貢献します。

ロームの強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思うロームの強みを解説します。

ロームの強み

将来性がある

ロームが開発するSiCパワー半導体は、今後、自動車業界で大きな需要が見込まれます。

さきほど説明したように、SiCのメリットは電力損失が少ないこと。

したがって、自動車では、電力損失が減ることで車の走行距離の増加につながります。

また、小型化によって車体の軽量化にもつながるので、燃費向上にも貢献。

このようにSiCの需要増が見込まれるなかで、ロームではSiCウエハーからデバイス、モジュールまでの一貫した開発・生産体制を整えました。

SiCは、ロームの成長を支える大きな柱になると期待されている事業なのです。

稼ぐ力がスゴい

ロームの営業利益率は15.8%と、製造業平均の4%と比べてもかなり高い数字。

これはつまり、それだけロームの製品の品質が高く、企業として稼ぐ力が高いということ。

利益が多ければ、研究開発や設備投資、社員の給料に回すことができるので、さらに会社が発展するという好循環が生まれます。

グローバルなビジネス展開

ロームは海外売上比率66.9%と、グローバルに事業を展開しています。

今後、海外での開発、製造、営業体制をさらに強化していくとしており、さらなる発展が見込まれます。

仕事でも、英語でのやり取りや海外出張・駐在の機会も多いため、英語力を生かして働きたい方におすすめの職場です。

ロームが向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、ロームで働くのが向いているのは以下の人です。

ワークライフバランス

ロームは平均年収836万円・残業25.1h/月と、給与が高くて残業が少ない職場です。

そのため、ワークライフバランスを重視する方におすすめ。

仕事とプライベート両方を充実させて働くことができます。

勤務地

ロームの本社は京都府にあり、開発拠点は京都・滋賀・神奈川・福岡にあります。

ほとんどの拠点は都市部にあるので、生活するうえでも便利な立地。

都市部で働きたい方におすすめです。

福利厚生

社員食堂や住宅補助、育児・介護休暇など、必要な福利厚生はひと通りそろっています。

京都本社にはパンコーナーや、企業初出店のマクドナルドもあり、その日の気分に合わせて食事が選べるのも魅力です。

ロームの企業研究まとめ

記事の内容をまとめます。

以上です。

ロームへの就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！