大気社

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【大気社の強みと特徴】年収1000万超えの空調設備会社を徹底解説

「大気社への就職・転職を考えているけど、実際どうなの?」

「そもそも何を作っている会社?」

「大気社の強み・弱みは?」

「具体的な働き方や年収、残業時間、将来性が知りたい…!」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。はくです。

2019年に大学院を卒業し、現在は半導体製造装置メーカーで機械設計エンジニアとして働いています。

本記事では、半導体業界の優良企業紹介として「大気社の特徴」を解説します。

この記事を読むとわかること

  • 大気社の企業情報
  • 大気社の働き方
  • 大気社の強み・弱み
目次

大気社の基本情報

はじめに、大気社の基本情報は以下のとおり。

売上高2,093億円
営業利益94億円
営業利益率4.5%
海外売上比率45.2%
研究開発費11億円
平均年収1,033万円
従業員数(単独)1,555人
連結従業員数5,079人
平均年齢42.7歳
勤続年数16.3年
残業時間32.8時間
本社東京
勤務地東京、神奈川、他
初任給(学部卒/修士卒/博士卒)24.3万円/25.8万円
採用人数68名

大気社の特徴

大気社の特徴

つづいて、大気社は具体的に何の会社かを説明します。

大気社は、建物の空調設備を設計・施工する設備工事会社です。

オフィスビルや学校、病院、ホテルなどの施設のほか、半導体や医薬品の製造工場にあるクリーンルームの設計・施工も行っています。

半導体は、微細なゴミや有機物も不良の原因になるため、清浄度が管理された「クリーンルーム」が必要です。

清浄度を一定に保つためには、温度や湿度、空気の流れ、微粒子や微生物を適切に管理する必要があります。

ここで使わているのが、大気社の技術です。

また、大気社は空調設備以外に、自動車塗装プラントの設計・施工も行っています。

塗装を美しく仕上げるためには、適切な温度や湿度管理、小さなホコリをシャットアウトする高い清浄度、空気の流れのコントロールなどが重要。

そこで、空調設備事業で培った技術を生かすことで、大気社は自動車塗装プラントで国内第1位、世界第2位の売上高を誇っています。

大気社の強み

大気社の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思う大気社の強みを解説します。

大気社の強み

  • 安定したビジネスモデル
  • 幅広い分野に参入できる技術力
  • グローバルな事業展開

安定したビジネスモデル

大気社の技術が必要とされる「空気」は今後どのように社会が発展してもなくならない分野です。

上場以来ずっと黒字をキープしており、安定したビジネスモデルが大気社の強み。

実際に、過去5年間の業績を見てみると、右肩上がりではないものの、安定した売上高を稼いでいることがわかります。

幅広い分野に参入できる技術力

大気社は、オフィスビルや学校、病院、ホテル、空港、美術館などの施設から、半導体や化学製品、食品、医薬品などの製造工場まで、幅広い分野で事業を展開しています。

顧客によって求める空調レベルは異なるため、それに答えるためには高い技術力が必要。

ニーズに応じて最適な空調設備をつくれる技術力が、大気社の強みです。

さらに、空調設備で培った技術を塗装プラントに生かすといったように、空気に関係する複数の事業を展開していることも特徴の1つ。

近年では、自動車だけでなく航空機や鉄道車両の塗装にも取り組んでいます。

また、空調制御技術を活用して光・温度・湿度・養液などを正確にコントロールし、植物に最適な栽培環境をつくる完全人工光型植物工場も開発。

世界で唯一の結球レタスの安定量産化技術も確立しています。

グローバルな事業展開

大気社の施工事例を見ると、シンガポールやタイ、フィリピン、ベトナム、中国、アメリカ、ロシアなど、世界中の国で実績があることがわかります。

具体的に言うと、大気社が施工実績のある国は50カ国以上・海外売上高比率は約4割と、建設業の中でも非常に高いです。

とくに、自動車塗装プラントは、世界各国の自動車メーカーの大型塗装プラントの設計・施工を手がけており、世界トップクラスのシェアを誇っています。

大気社が向いているのはこんな人

大気社に向いている人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、大気社で働くのが向いているのは以下の人です。

  • スケールの大きい仕事がしたい人
  • 安定した企業で働きたい人
  • 年収を重視する人
  • グローバルに働きたい人

やりがい

半導体業界の中でも大気社は、規模の大きい仕事をできるのが魅力の1つです。

半導体のクリーンルーム以外に、六本木ヒルズや渋谷スクランブルスクエア、トヨタ・日産・ホンダの自動車工場など。

半導体製造装置や材料は、自分がつくる製品が何に使われているかわかりづらいですが、大気社の仕事は成果ややりがいがわかりやすいのが特徴です。

年収

大気社の平均年収は1,033万円と、大手ゼネコンと同等かそれ以上です。

もともと年収は高い方でしたが、海外のビル空調やアメリカの自動車プラントの受注が増えたことで業績が拡大し、平均年収も一気に上がりました。

半導体業界の中でもトップクラスの給与水準なので、年収を重視する方にはおすすめと言えます。

残業時間

年収が高い一方で、残業時間は平均32.8h/月とやや多め。

受注した案件の施工後期になってくると、忙しい時期が増えるとのことです。

したがって、「収入はある程度でプライベートを優先したい」というよりは、「働いてガンガン稼ぎたい」という方が向いています。

勤務地

大気社は、全国転勤がある企業です。

顧客が求める場所に設備を施工していくので、プロジェクトベースで人員配置が行われるとのこと。

ちなみに本社は東京で、研究開発拠点は神奈川県にあります。

グローバル

大気社では、空調事業は国内、塗装事業は海外の案件が多いです。

したがって、空調事業だと5〜7年目、塗装事業では早いと1年目から海外経験を積めるチャンスがあります。

英語力を生かして働きたい方や、グローバルに働きたい方におすすめです。

大気社の企業研究まとめ

大気社の企業研究まとめ

記事の内容をまとめます。

  • 大気社は建物の空調設備を設計・施工する設備工事会社
  • ビル空調から、半導体や医薬品工場の空調設備まで幅広く手掛ける
  • 空調技術を生かして自動車の塗装プラント事業も展開
  • 安定したビジネスモデルとグローバルな事業展開が強み
  • 平均年収1033万円・残業32.8h/月
  • 全国転勤や海外出張もある

以上です。

大気社への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください!

【大気社の強みと特徴】年収1000万超えの空調設備会社を徹底解説

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この記事を書いた人

半導体製造装置メーカーで機械設計をしてます。

●年齢:30歳・社会人6年目
●目標:半導体業界の魅力を伝えること

「半導体業界のリアルな働き方」をテーマに、本業で学んだ内容を発信しています。
ツイッター・インスタグラムも毎日投稿しているので、ぜひフォローお願いします。

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