住友ベークライト

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【住友ベークライトの強みと特徴】プラスチックのパイオニア企業を徹底解説

「住友ベークライトへの就職・転職を考えているけど、実際どうなの?」

「そもそも何を作っている会社?」

「住友ベークライトの強み・弱みは?」

「具体的な働き方や年収、残業時間、将来性が知りたい…!」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。はくです。

2019年に大学院を卒業し、現在は半導体製造装置メーカーで機械設計エンジニアとして働いています。

本記事では、半導体業界の優良企業紹介として「住友ベークライトの特徴」を解説します。

この記事を読むとわかること

  • 住友ベークライトの企業情報
  • 住友ベークライトの働き方
  • 住友ベークライトの強み・弱み
目次

住友ベークライトの基本情報

はじめに、住友ベークライトの基本情報は以下のとおり。

売上高2,631億円
営業利益249億円
営業利益率9.5%
海外売上比率61.0%
研究開発費107億円
平均年収893万円
従業員数(単独)2,249人
平均年齢46歳
勤続年数22年
残業時間12.6時間
本社東京
勤務地東京、栃木、静岡、兵庫、など
初任給(学部卒/修士卒/博士卒)22.3万円/24.2万円/27万円
採用人数30名程度

住友ベークライトの特徴

つづいて、住友ベークライトは具体的に何の会社かを説明します。

住友ベークライトは、プラスチック製品を扱う化学メーカーです。

日本で初めてプラスチックを製造した会社で、半導体・電子部品・自動車・建材・包装・医療などの分野で使われる機能性化学品を開発しています。

具体的な製品としては、半導体封止用エポキシ樹脂、銅張積層板、自動車・航空機用フェノール樹脂、医薬品用包装材料、食品包装用フィルム・シート、建築用採光材、化粧シートなど。

プラスチックのパイオニアとして、様々な製品を開発しているのが特徴です。

住友ベークライトの強み

住友ベークライトの強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思う住友ベークライトの強みを解説します。

住友ベークライトの強み

  • 高い成長性
  • グローバルな事業展開

高い成長性

住友ベークライトは近年、車両・航空機、高集積デバイス、ヘルスケアの3つ事業に注力しています。

たとえば、高集積デバイス分野では、半導体の後工程で使われるモールド樹脂で世界シェアトップ。

また、車両分野では、自動車や航空機の材料として使われるフェノール樹脂でも世界シェアトップです。

モールド樹脂は、半導体チップを外気から遮断して保護するための封止材のこと。

チップを熱や衝撃から守ったり、電気的に絶縁するために、必ず使われる材料です。

半導体の需要拡大にともなって、住友ベークライトのモールド樹脂も生産能力を増強しており、将来性が期待されます。

モールド樹脂

また、自動車や航空機では、車体の軽量化による燃費向上を目的として、金属から樹脂への置き換えが進んでいます。

住友ベークライトでは、軽量かつ多様な環境に耐え得るプラスチックを開発して、シェアを伸ばしています。

このように、今後成長が見込まれる分野に注力して、売上を伸ばしているのが住友ベークライトの強みです。

グローバルな事業展開

住友ベークライトは、海外売上比率61.0%とグローバルに事業を展開しています。

さきほど説明した半導体のモールド樹脂や、自動車向けのフェノール樹脂も、日本だけでなく海外メーカーからの需要が多いです。

成長分野において、海外の需要をしっかり取り込んでいるため、さらなる売上拡大が期待されます。

また、住友ベークライトは社員数2249人(2023年1月時点)に対して、約100名の社員が海外駐在員として働いています。

アジア、ヨーロッパ、北米に拠点があり、多くの社員が海外で働いているのも特徴の1つです。

住友ベークライトが向いているのはこんな人

住友ベークライトが向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、住友ベークライトで働くのが向いているのは以下の人です。

  • 化学メーカーで働きたい人
  • 年収を重視する人
  • ワークライフバランスを重視する人
  • 地方で働きたい人
  • グローバルに働きたい人

仕事内容

住友ベークライトは化学メーカーですが、機械系・電気系の人も活躍しています。

具体的な職種としては生産設備やプロセスを開発する生産技術が多いですが、基礎研究や応用研究の分野で実際の製品開発に携わる場合もあるとのこと。

化学系以外でも、化学メーカーに興味がある方は、活躍できる会社です。

ワークライフバランス

住友ベークライトの平均年収は893万円と、化学メーカーの中でも高水準です。

一方で、残業時間は平均12.6h/月と少ないので、仕事とプライベートの両方を重視する方におすすめと言えます。

勤務地

住友ベークライトの主な事業所・工場は、栃木県・静岡県・兵庫県にあります。

新入社員の場合、技術職は静岡県藤枝市にある静岡工場に配属されるとのことです。

静岡は東京からのアクセスも良く、田舎過ぎないのが魅力。

グローバル

強みのところでも言ったように、住友ベークライトでは多くの社員が海外で働いています。

総合職のおよそ4人に1人が海外駐在経験があり、若いうちから海外経験を積めるのも魅力的。

英語力を生かして働きたい方や、グローバルに働きたい方におすすめの職場です。

住友ベークライトの企業研究まとめ

住友ベークライトの企業研究まとめ

記事の内容をまとめます。

  • プラスチック製品を開発する化学メーカー
  • 車両・航空機・高集積デバイス・ヘルスケアの3つの事業に注力
  • 半導体のモールド樹脂で世界トップシェア
  • 自動車・航空機用フェノール樹脂で世界トップシェア
  • 海外売上比率61%でグローバルに事業を展開
  • 平均年収893万円・残業12.6h/月
  • 勤務地は栃木県・静岡県・兵庫県がメイン

以上です。

住友ベークライトへの就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください!

【住友ベークライトの強みと特徴】プラスチックのパイオニア企業を徹底解説

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この記事を書いた人

半導体製造装置メーカーで機械設計をしてます。

●年齢:28歳・社会人5年目
●目標:半導体業界の魅力を伝えること

「半導体業界のリアルな働き方」をテーマに、本業で学んだ内容を発信しています。
ツイッター・インスタグラムも毎日投稿しているので、ぜひフォローお願いします。

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