東京精密

東京精密の基本情報

はじめに、東京精密の基本情報は以下のとおり。

売上高	1333億円
営業利益	286億円
営業利益率	21.4%
海外売上比率	71%
研究開発費	81.5億円
設備投資費	97.9億円
平均年収	749万円
従業員数（単独）	1,057人
連結従業員数	2,479人
平均年齢	39.8歳
勤続年数	11.1年
残業時間	28.2時間
本社	東京
勤務地	東京、茨城、愛知、大阪、など
初任給（学部卒/修士卒/博士卒）	21万円/23.2万円/23.2万円
採用人数	20〜25名程度

東京精密の特徴

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つづいて、東京精密は具体的に何の会社かを説明します。

東京精密は「精密位置決め技術」が強みの半導体製造装置メーカーです。

半導体製造装置と精密測定機器の2つの事業を展開。

測定技術やノウハウを半導体製造装置に活かすことで、事業間シナジーを生み出しています。

半導体製造装置では、世界トップクラスのシェアを誇るウェーハプローバや、ダイシング装置、グラインダ、ポリッシャ、CMP装置などを開発しています。

ウェーハプローバは、半導体の前工程で形成されたチップの電気的特性を試験する装置です。

近年、半導体の微細化にともなって信頼性に対する要求が高まっており、プローバの重要性が高まっています。

また、精密測定機器では、ナノレベルの誤差を測定できる超精密技術が強み。

半導体以外に自動車、航空機、医療機器など、幅広い分野で活用されています。

東京精密の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思う東京精密の強みを解説します。

東京精密の強み

東京精密は、「精密位置決め」「超精密測定」「超精密加工」などの技術が強みです。

そして、これらの技術を半導体製造装置に活かすことで、生産効率や開発スピードのアップを実現しています。

具体例を挙げると、計測事業で培ったセンサー類をプローバに組み込むことで、電気特性の測定に必要な高精度な位置決めを実現。

工場にはNC旋盤やマシニングセンターなどの工作機械を完備し、部品の内製化によって開発スピードの短縮にもつなげています。

また、ウェーハプローバの需要拡大を受けて、主力の八王子工場では新棟を建設して生産力を強化。

内製化と外注を上手く活用して、生産効率のアップにも取り組んでいます。

東京精密が向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、東京精密で働くのが向いているのは以下の人です。

仕事内容

東京精密の主力製品であるウェーハプローバは、ウエハーの検査工程で使われる装置です。

成膜やエッチングなどの前工程装置と違って、技術職は機械設計や電気設計、ソフトウェア開発がメインの職種になります。

したがって、どちらかというと機械やものづくりが好きな人に向いている仕事が多いでしょう。

年収

東京精密の平均年収は749万円と高いです。

ただし、残業は28.2時間/月とそこそこあるので、残業時間が少ない職場を探している方には向いていないかもしれません。

福利厚生

育児・介護支援や休暇制度など、必要なものは一通りそろっています。

家賃2000円で住める借り上げ社宅や、朝・昼・夜の3食使える社員食堂も完備されているので、福利厚生は充実しているでしょう。

勤務地

東京精密は本社が東京の八王子にあります。

メインの勤務地は半導体製造装置が八王子工場、精密測定機器が茨城県の土浦工場なので、関東圏で働きたい方におすすめです。

グローバル

東京精密は海外売上比率71%とグローバルに事業を展開しています。

アメリカ、韓国、中国、台湾など、世界各地に拠点があり、海外出張の機会もあります。

東京精密の企業研究まとめ

記事の内容をまとめます。

以上です。

東京精密への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！