住友化学

「住友化学への就職・転職を考えているけど、実際どうなの？」

「そもそも何を作っている会社？」

「住友化学の強み・弱みは？」

「具体的な働き方や年収、残業時間、将来性が知りたい…！」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。はくです。

2019年に大学院を卒業し、現在は半導体製造装置メーカーで機械設計エンジニアとして働いています。

本記事では、半導体業界の優良企業紹介として「住友化学の特徴」を解説します。

この記事を読むとわかること

住友化学の基本情報

はじめに、住友化学の基本情報は以下のとおり。

売上高	2兆7,653億円
営業利益	2,150億円
営業利益率	7.7%
海外売上比率	67.7%
研究開発費	1,749億円
設備投資費	1,195億円
平均年収	1,025万円
従業員数	34,703人
平均年齢	41.0歳
勤続年数	15.5年
残業時間	23.6時間
本社	東京
勤務地	大阪、愛媛、茨城、など
初任給（学部卒/修士卒/博士卒）	23.7万円/26.1万円/30.1万円
採用人数	116名

住友化学の特徴

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つづいて、住友化学は何の会社かを具体的に説明します。

住友化学は、5つの部門を展開する国内2位の総合化学メーカーです。

半導体関連では、リソグラフィー工程で使われるフォトレジストを製造しており、世界シェア4位を獲得しています。

また、情報電子科学部門の主力製品は有機ELディスプレイ用の偏光フィルム及びタッチセンサーで、こちらは世界シェア2位です。

住友化学の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思う住友化学の強みを解説していきます。

住友化学の強み

住友化学の強み①：幅広い事業範囲

住友化学はさきほど説明したように、5つの事業部門を展開する総合科学メーカーです。

各部門でシェアの高い製品を開発しており、幅広い分野で存在感を持っているのが特徴。

たとえば、半導体業界は「シリコンサイクル」という景気の上げ下げがあるのが弱点ですが、住友化学は半導体業界が不況の場合でも、他の部門で業績をカバーできるのが強みです。

住友化学の強み②：高いネームバリュー

住友化学は、名前のとおり「住友グループ」に属する企業です。

住友グループは、世界最古の歴史を持つ住友財閥の流れを汲む企業グループで、金融・工業・不動産など幅広いビジネスを展開。

住友化学は、そんな住友グループ内でも主要企業の一つとして数えられており、理系学生の就職先として根強い人気を誇っています。

住友化学の強み③：グローバルな展開力

住友化学は、海外売上比率67.7%を誇るグローバル企業です。

有力な半導体メーカーは海外企業が多いですが、こうした市場をしっかり取り込んでいるのが住友化学の特徴。

半導体以外にも、医薬品事業や化学製品で海外売上比率が高く、グローバルに事業を展開しています。

住友化学が向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、住友化学で働くのが向いているのは以下の人です。

安定性

半導体材料以外も手がけているため、不況に強いという特徴があり、安定志向の方におすすめな会社。

また、住友グループの中核を担う老舗企業なので、ネームバリューを重視する方にも向いているでしょう。

年収

住友化学の平均年収は1,025万円と、半導体業界の中でも非常に高水準。

また、初任給も学部卒が23.7万円、修士卒が26.1万円、博士卒が30.1万円と比較的高いため、収入面を重視する方におすすめの企業です。

ホワイト企業

一般的に総合化学メーカーはホワイト企業が多いことで知られています。

住友化学も例に漏れず、残業時間が23.6時間と比較的少なく、有給休暇も消化しやすい社風となっています。

地方勤務

住友化学の主な勤務地は、大阪、愛媛、茨城などです。

地方勤務を希望することも可能なので、田舎で暮らしたい、地元で働きたいという方にはピッタリだと言えます。

海外勤務

住友化学の事業部門は、グローバルな展開力に優れています。

国内勤務のみならず、海外勤務・駐在の機会も多くあるので、将来的に海外で働きたい、得意の英語を活かしたいという方には非常におすすめの企業です。

まとめ：半導体業界で働こう

記事の内容をまとめます。

以上です。

住友化学や半導体業界への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！