トーメンデバイス

トーメンデバイスの基本情報

はじめに、トーメンデバイスの基本情報は以下のとおり。

売上高	4,176億円
営業利益	122億円
営業利益率	2.9%
平均年収	851万円
従業員数（単独）	112人
連結従業員数	187人
平均年齢	45.2歳
勤続年数	10.5年
残業時間	非回答
本社	東京
勤務地	東京、大阪、愛知
初任給	21.8万円（＋営業手当59,000円支給）
採用人数	2名

トーメンデバイスの特徴

つづいて、トーメンデバイスは具体的に何の会社かを説明します。

トーメンデバイスは、韓国の半導体メーカーサムスン電子の製品を販売するエレクトロニクス専門商社です。

トヨタグループの大手総合商社である豊田通商の連結子会社でもあります。

半導体商社は、特定のメーカーの製品を販売する会社を「メーカー系」、メーカーに依存せず様々な製品を扱う会社を「独立系」と言います。

トーメンデバイスは、サムスングループの半導体・電子部品を主として扱うため、メーカー系の半導体商社です。

ここで、サムスン電子は長年トップに君臨していた米インテルを抜き、2021・22年と売上高世界1位を誇る半導体メーカー。

DRAMやNAND型フラッシュメモリなどのメモリ半導体で世界トップシェアを獲得するほか、有機ELや液晶パネルなどのディスプレイでもトップクラスのシェアを獲得しています。

トーメンデバイスが取り扱う製品は、そんなサムスン電子が開発するメモリ半導体、システムLSI、ディスプレイ、LED、積層セラミックコンデンサなどです。

スマホやパソコン、自動車、AI・IoT機器、データセンターなどに搭載される様々な半導体製品を扱っています。

トーメンデバイスの強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思うトーメンデバイスの強みを解説します。

トーメンデバイスの強み

メーカー系の商権と人脈

さきほど言ったように、トーメンデバイスはサムスン電子の製品を扱うメーカー系の半導体商社です。

独立系商社の強みが、特定メーカーに依存せず幅広い製品を取り扱えることなのに対し、メーカー系の強みは、ずばり商権と人脈。

下記記事でも解説していますが、近年の半導体商社は、半導体メーカーのM&Aや商社を介さない「中抜き」によって仕入先を失うケースがあります。

これを避けるために、半導体商社自体もM&Aによって価値を高め、生き残り戦略を進めているのが現状です。

一方でトーメンデバイスは、長年サムスングループとパートナーシップを組んでおり、安定した商権と人脈によって2022年売上高は半導体商社で国内2位。

メーカー系に限っては国内1位と、安定した業績を出しています。

少数精鋭

トーメンデバイスの社員数は単独112人（連結187人）と少数です。

一方で、売上高は4000億円超。

さきほど言ったとおり、半導体商社で国内2位を誇っています。

したがって、一人当たりに換算すると売上高、経常利益は10億円を超えており、半導体商社の中でも断トツでトップ。

従業員1人が10億円以上の取り引きを行う少数精鋭であることがわかります。

トーメンデバイスが向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、トーメンデバイスで働くのが向いているのは以下の人です。

仕事内容

半導体商社には、自社で設計を行う技術社員がいる場合もありますが、トーメンデバイスで募集しているのは営業職のみです。

さきほど言ったように1人あたりの取り引き金額が大きいため、規模の大きな仕事をしたい方におすすめ。

営業の中でもよりやりがいが感じられる仕事内容と言えるでしょう。

年収

トーメンデバイスの平均年収は851万円と高水準です。

総合商社ほどではないですが、商社の中でも年収が高い企業を探している方におすすめ。

勤務地

トーメンデバイスの勤務地は、東京都中央区にある本社、および大阪・名古屋にある営業所です。

東京本社は月島、築地・豊洲市場が近いので、会社帰りも楽しめそうです。

トーメンデバイスの企業研究まとめ

トーメンデバイスの特徴をまとめます。

以上です。

トーメンデバイスへの就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！