ダイキン工業

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【ダイキン工業の強みと特徴】時価総額8兆円超えのグローバルNo.1企業を徹底解説

「ダイキン工業への就職・転職を考えているけど、実際どうなの?」

「そもそも何を作っている会社?」

「ダイキン工業の強み・弱みは?」

「具体的な働き方や年収、残業時間、将来性が知りたい…!」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。はくです。

2019年に大学院を卒業し、現在は半導体製造装置メーカーで機械設計エンジニアとして働いています。

本記事では、半導体業界の優良企業紹介として「ダイキン工業の特徴」を解説します。

この記事を読むとわかること

  • ダイキン工業の企業情報
  • ダイキン工業の働き方
  • ダイキン工業の強み・弱み
目次

ダイキン工業の基本情報

はじめに、ダイキン工業の基本情報は以下のとおり。

売上高3兆9,816億円
営業利益3,770億円
営業利益率9.5%
海外売上比率83%
研究開発費1,022億円
設備投資費2,503億円
平均年収839万円
従業員数(単独)8,918人
平均年齢40.7歳
勤続年数14.0年
残業時間16.1時間
本社大阪
勤務地大阪、東京、滋賀、など
初任給(学部卒/修士卒/博士卒)25.5万円/27.5万円/29.9万円
採用人数300名程度

ダイキン工業の特徴

ダイキン工業の特徴

つづいて、ダイキン工業は具体的に何の会社かを説明します。

ダイキン工業は、大阪に本社を置く空調総合メーカーです。

主力製品は住宅・商業・業務用のエアコンで、売上高2兆円超を稼ぎ出すグローバルNo.1企業

世界各地に拠点を展開し、各地でシェア1位を獲得しています。

また、売上高の9割を占める空調事業以外に、ダイキンでは化学事業としてフッ素化学製品を開発しています。

具体的には、耐熱性や耐薬品性に優れたフッ素樹脂、フッ素ゴム、コーティング剤、半導体用エッチング剤など。

家庭用のフライパンのコーティングから、自動車部品、リチウムイオン電池、太陽光発電など、幅広い用途で使われています。

ちなみに、半導体関連ではエッチング装置で使われるフッ素ガスを開発。

空調事業の冷媒開発で培ったノウハウを活かして、最先端プロセスにも適した高純度なエッチングガスを提供しています。

ダイキン工業の強み

ダイキン工業の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思うダイキン工業の強みを解説します。

ダイキン工業の強み

  • グローバルNo.1企業
  • 高い成長率と将来性

グローバルNo.1企業

さきほど説明したように、ダイキン工業の空調事業はグローバルで売上No.1を誇っています。

世界173ヶ国に事業を展開し、海外売上比率は83%と非常に高いのが特徴。

国内だけでなく、世界でシェアを獲得しているのが最大の強みです。

このように、ダイキンがグローバルNo.1の地位を築けた理由は、積極的なM&A地域に合わせた柔軟な経営戦略です。

とくに後者については、空調は国や地域ごとに気候や文化が異なるため、海外展開を行ううえで非常に重要。

単純に日本のハイエンドなエアコンを海外で売るのではなく、地域の需要に合わせたモデルを開発・販売することで、世界各地でバランスよく売上を伸ばしました。

高い成長率と将来性

ダイキン工業が手掛ける空調・化学事業は、成長率の高い事業です。

たとえば、空調需要は2050年までに現在の3倍に増加すると予想されています。

このような状況下で、ダイキンでは単純な冷暖房の機能だけでなく、「集中力を上げる」「運動効率を高める」「よく眠れる空気」「肌に良い空気」といった研究を進めています。

空間の酸素や二酸化炭素、温度、湿度をコントロールすることで、空気の可能性を引き出し、新たな需要を生み出せるのがダイキン工業の強みです。

また、化学事業についても、半導体の需要拡大にともなってエッチング用のフッ素ガスや、装置に使われるフッ素樹脂の売上が増加。

これを受けて、ダイキンでは国内と韓国に新工場を設立、さらに生産体制を強化することで需要増に対応しています。

フッ素材料は今後もさらなる需要拡大が見込まれており、ダイキンでは、2025年度に2020年比で売上高を2倍に引き上げる計画を立てています。

ダイキン工業が向いているのはこんな人

ダイキン工業が向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、ダイキン工業で働くのが向いているのは以下の人です。

  • 伸びている企業で働きたい人
  • ワークライフバランスを重視する人
  • 仕事と子育てを両立したい人
  • 関西で働きたい人
  • グローバルに活躍したい人

将来性

さきほど言ったとおり、ダイキン工業はグローバルで成長性が高い企業です。

エアコンほかの家電よりも参入障壁が高いため、今後もこの傾向はつづく予想。

したがって、安定的に伸びている企業、将来性のある企業で働きたい人におすすめと言えます。

ワークライフバランス

ダイキン工業の平均年収は839万円残業は16.1時間/月です。

高年収で残業が少ないので、ワークライフバランスを重視する方におすすめ。

定時退社日や休暇制度なども充実しています。

福利厚生

社宅や休暇制度、財形貯蓄、保養所など、必要な福利厚生は一通りそろっています。

子育てサポートも充実しており、育児休暇や在宅・フレックス勤務など制度のほか、育児支援カフェテリアプランとして1家族につき年間20万円を支給する制度もあります。

勤務地

ダイキン工業の本社は大阪府大阪市、工場は大阪・滋賀・茨城にあります。

採用ページに「ほとんどの方は大阪・東京・滋賀のいずれかが勤務地になる」と記載があるので、関西地方で働きたい人におすすめです。

グローバル

ダイキン工業は世界各地で事業を展開しているため、グローバルに働ける会社です。

日本からの出向者は、現地幹部の立場で行くケースが多く、一部、海外拠点の立上げスタッフとして行く場合もあるとのこと。

グローバルに働きたい人や英語力を活かして働きたい人におすすめです。

ダイキン工業の企業研究まとめ

ダイキン工業の企業研究まとめ

ダイキン工業の特徴をまとめます。

  • ダイキン工業は大阪に本社を置く空調総合メーカー
  • 空調事業でグローバル売上No.1
  • 化学事業ではフッ素化学製品を開発
  • 半導体用のエッチングガスフッ素樹脂製品で需要拡大中
  • 高い将来性とグローバル展開が強み
  • 平均年収839万円・残業16.1時間/月
  • 勤務地は大阪・東京・滋賀のいずれか
  • 海外売上比率8割以上でグローバルに働ける会社

以上です。

ダイキン工業への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください!

【ダイキン工業の強みと特徴】時価総額8兆円超えのグローバルNo.1企業を徹底解説

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この記事を書いた人

半導体製造装置メーカーで機械設計をしてます。

●年齢:30歳・社会人6年目
●目標:半導体業界の魅力を伝えること

「半導体業界のリアルな働き方」をテーマに、本業で学んだ内容を発信しています。
ツイッター・インスタグラムも毎日投稿しているので、ぜひフォローお願いします。

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