平田機工

平田機工の基本情報

はじめに、平田機工の基本情報は以下のとおり。

売上高	784億円
営業利益	59億円
営業利益率	7.5%
海外売上比率	15.6%
研究開発費	10億円
設備投資費	15億円
平均年収	713万円
従業員数（単独）	1,430人
連結従業員数	1,882人
平均年齢	42.2歳
勤続年数	19.3年
残業時間	非回答
本社	熊本
勤務地	熊本、栃木、滋賀、など
初任給（学部卒/修士卒/博士卒）	22.5万円/24.5万円
採用人数	55名

平田機工の特徴

つづいて、平田機工は具体的に何の会社かを説明します。

平田機工は、熊本県に本社を置く生産設備メーカーです。

産業機器の生産・組立ライン、半導体のウェーハ搬送システムや搬送ロボットを開発しています。

また設備の機械部分だけでなく、制御を行うソフトウェアも開発。

生産設備のシステムインテグレーターとして、自動車・半導体・家電・医療機器・産業ロボットなど、幅広い産業で活躍しているのが平田機工の特徴です。

平田機工の強み

ここからは、実際に半導体業界で働く僕が思う平田機工の強みを解説します。

平田機工の強み

大手メーカーからの信頼

平田機工はBtoBメーカーということもあって一般の知名度は低いですが、業界内での知名度は抜群。

主要取引先を見ると、トヨタや日産、ホンダ、花王、ソニー、小松、日立など、大手メーカーの顔ぶれが並びます。

また、サムスン電子やキオクシア、東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテックなど、半導体業界の企業も多いです。

こうした状況からわかるのは、平田機工が世界中の大手メーカーから高い信頼を獲得しているということ。

そして、この信頼性の高さを実現しているのが、平田機工の提案力です。

顧客の要望を聞いたら、社内のノウハウを尽くして、適切な生産ラインを提案。

さらに、自社工場でラインを作ってテストし、顧客工場に出向いて設置するというビジネスモデルで顧客の信頼を獲得しています。

一貫生産体制

平田機工では、製品の開発から製造、組立、検証、生産立ち上げ、メンテナンスまで一貫生産体制を確立しています。

具体的には、国内の生産拠点に必要な設備や組立試運転スペースを設けることで、生産効率の向上およびリードタイム短縮を実現しています。

また、2020年には熊本本社に新工場を建設しました。

これまで別々に分散していた製造拠点を集約することで、生産効率アップにつなげています。

平田機工が向いているのはこんな人

ここまでの強みや特徴を踏まえると、平田機工で働くのが向いているのは以下の人です。

年収

平田機工の平均年収は713万円です。

熊本県の平均年収が384.7万円 となっているので、平田機工は熊本県内でも高い給与水準であることがわかります。

ワークライフバランス

平田機工は年間休日が126日と、休みが多い会社です。

また、有給休暇は初年度から16日（入社した時に6日間、半年後に10日間）付与され、休みが取りやすい職場であることもわかります。

福利厚生

独身寮、社宅、社員食堂、出産・育児サポートなど、必要な福利厚生は一通りそろっています。

また、社員の健康増進の取り組みとして、2019年に熊本工場内にトレーニングジムが新設されました。

勤務地

平田機工の主な勤務地は、本社・工場のある熊本県です。

熊本は世界最大のファウンドリTSMCの工場が新設されることで、半導体産業が盛り上がっている地域。

半導体業界で働くにはうってつけの場所です。

また、一部栃木県・滋賀県に工場があるのと、東京にもオフィスがあります。

グローバル

平田機工の製品は、約9割が海外向けとなっておりグローバルに事業を展開しています。

最近では、社内公募による海外グループ会社との人事ローテーション制度（海外出向プログラム）もスタートし、海外で働くチャンスが増えたのも注目ポイントです。

平田機工の企業研究まとめ

平田機工の特徴をまとめます。

以上です。

平田機工への就職・転職を考えている方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください！